『レ・ミゼラブル』『プラダを着た悪魔』『オーシャンズ8』のアンと、『ダラス・バイヤーズクラブ』『ダークタワー』のマシュー、2人のオスカー俳優が共演する本作は、アカデミー賞ノミネート歴を持つ『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』のスティーブン・ナイトが監督・脚本を務めた、静寂の中で徐々に緊迫感を高めていく大人のサスペンス映画。
また、共演には名女優ダイアン・レインやジャイモン・フンスー、ジェイソン・クラークなど豪華なキャスティングだ。
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本編配信に先駆けて到着した予告編では、マシュー演じる主人公ベイカーの元に、アン演じる美しい元妻カレンが突然現れ、「夫をサメの餌にして欲しい」と衝撃の一言が飛び出すシーンが映し出される。
冒頭でもあるように、島では隠し事ができないようだが、この依頼はベイカーから平常心を奪っていき、映像が進むにつれ、島の人々はまるでベイカーが知らない秘密を知っているかのような描写も…。謎が謎を呼ぶスリリングな展開を予感させる映像となっている。
特に注目は、アンのセクシーで妖艶な姿。現夫の暴力的な支配から逃れようとする妻の顔と、何か大きな秘密を隠していそうな危険な雰囲気、この両方が見え隠れしている。
そんなカレンを演じたアンは、「彼女は結婚生活で、自分自身の人生が奈落の底に落ちていく様子を目の当たりにしてきたの」「大きな幸せを望んでいるわけじゃないわ。ただ昔のように心が落ち着く安定した生活を取り戻したいだけなのよ」とキャラクターについて語り、「私がカレンというキャラクターに惹かれたのは、表面的にはとても優しく大人しそうなのに、実は内面に闘志を秘めている女性だからなの」と感じた魅力を明かしている。
Netflixオリジナル映画『セレニティー:平穏の海』は3月8日(金)よりNetflixにて配信開始。