長年に渡り、俳優として確固たるポジションを築き上げてきたリーアム・ニーソンが、今後の俳優人生に影響を及ぼす可能性もある、衝撃的な告白を行った。主演最新作『Cold Pursuit』(原題)のプロモーション中に受けた「The Independent」とのインタビューでのこと。この作品でリーアムは息子を殺害した犯人に復讐する父親役を演じているのだが、リーアム自身も過去に復讐の鬼と化したことがあると語りだした。以前、リーアムの友人女性がレイプ被害に遭うという事件が発生したのだという。「彼女に犯人は分かるかと聞いたら、『分からない』、じゃあ肌の色はと聞くと、『黒人だった』と言ったんだ」とのこと。するとリーアムは、「こん棒を持って、あたりをうろついた。こんなことを言うのは本当に恥ずかしいよ。一週間くらいかな。パブから黒人野郎が出てきて、俺に言いがかりでもつけてきたらいいなと思って。そうすりゃ殴り殺せるじゃないかって」と驚くべき行動に出たそうだ。その後、リーアムは「本当に、本当に最悪なこと」と後悔。「とんでもないことを考えたものだよ。日が経つにつれて『俺は一体何をしているんだ!』ってね」。このときの行動は、北アイルランド紛争を経験した自分が「復讐は復讐を生み、殺しは殺しを生む」という教訓を思い出すきっかけになったとも語っている。後悔しているとはいえ、無差別的に黒人を殺害しようと考えたリーアムに批判が殺到。SNSで「今後の俳優業は絶望的」との声も上がっている。