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■歌が欠かせない! 世界的なロックスター役を熱演
ブラッドリーが演じるのは、世界的なロックスターのジャクソン。何万人もを収容できる程のスタジアムを、毎回満席にすることができる超売れっ子だ。
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そんなジャクソンを演じる上で、“歌”は絶対に欠かせない。これまで、『ハング・オーバー』では飲んだくれのパーティー・ピーポーを演じ、『アメリカン・スナイパー』でシールズの凄腕スナイパーを演じたブラッドリーだが、本作では大人の色気たっぷりの歌声も披露している。
■ブラッドリーに歌は期待しない…?
本作のプロデューサーのひとり、ビル・ガーバーは、「ブラッドリーは『大学で少し歌っていた』というので、まあなんとか方策を見つけて、ジャクソン役をえんじてくれるだろう。くらいに思っていた程度だった」と最初はブラッドリーの歌にはあまり期待をしていなかったそう。
■ガガとのデュエットは「緊張しなかった」
本業が歌手ではないブラッドリーにしてみれば、いくら役の上であれ“歌姫”ガガの歌声に合わせるというのは至難の技だったはず。しかし、意外にもガガとのデュエットは居心地のいいものだったようで、「初対面で会った日に、最初の15分~20分で一緒に歌ってみたのだけど、実は緊張しなかったんだ。彼女はその場に意識を集中させてくれたし、とても暖かいんだ。とんでもない才能を持ったアーティストが同志として接してくれていると思うと勇気が湧いてきたんだよ。だから緊張どころか、いつも守られているような気分でいられたんだ」とふり返る。
■ガガも「素晴らしい声」と絶賛
一方、ジャクソンと出会い、自分の歌手としての才能を開花してゆくアリーを演じたガガはというと、「ブラッドリーは本当に素晴らしい歌い手よ! 私の自宅のリビングルームのピアノを前に一緒に歌ったのだけど、彼が歌を歌い出したら、思わずピアノを弾く手を止めてしまった。『素晴らしい声だわ』と彼に言ったの」と、彼の歌声に世界的歌姫の彼女も驚いた様子。そして、「ブラッドリーは腹の底から、そして魂の底から歌うの。それが彼の演じるジャクソンというキャラクターに強く反映されているのよ」と大絶賛している。
先日行われた映画祭やプレミアでは、「彼女はまさに僕にとってのベストパートナー」(ブラッドリー)、「心から信頼している」(ガガ)とお互いに絶大な信頼を寄せあっていると明かした2人。ガガの全身全霊で歌う圧巻の歌声はもちろん、本作ではガガも絶賛するブラッドリーの歌声にも注目しながら、変幻自在にあらゆる役を演じきる彼の新たな一面をぜひ、本作で体感してみて欲しい。
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『アリー/ スター誕生』は12月21日(金)より全国にて公開。