ベネディクト・カンバーバッチ主演、イギリスのEU離脱を描くテレビ映画「Brexit」(原題)の脚本がインターネット上に流出した。同ドラマの脚本家ジェームズ・グラハムがツイッターで明かした。「がっかりなことに、テレビ映画『Brexit』の初期の脚本(草案)が盗まれて流出した。オンラインでいろんな人が読んで、コメントしている。脚本家仲間はよく知ってると思うけど、草案ていうのはいろんなことをやってみたり、アイディアをテストしたりするものなんだ。その草案に沿って撮影しているわけじゃないよ」。ジェームズが「本物の脚本ではない」ことを強調しているのには、理由があるようだ。リークした脚本は、EU離脱に賛成のキャンペーン「Vote Leave」陣営の一員だったシャミール・サンニ氏、Facebookから5,000万人分の個人情報が流出した一件で内部告発をしたクリストファー・ワイリー氏、トランプ大統領の元上級顧問のスティーヴ・バノン氏に酷評を受けており、「Daily Beast」によれば、全員が脚本に「間違いが多すぎる」と指摘しているという。サンニ氏は「実話に基づいた映画を作るというのなら、でっち上げはダメだ。これはフィクションだよ。空想にすぎない」、ワイリー氏は「すべてがマズいことになっている…星は1つ!」、バノン氏は「おいおい…こりゃクソだな。やつらに言ってやらなきゃ。(放送局の)チャンネル4はなんとかしてくれよ」と実に辛口。ベネディクトが「Vote Leave」を率いたドミニク・カミングスになりきり、ヴィジュアル(特にヘアスタイル)を自身の本来の姿とは劇的に変えて撮影に臨んでいる「Brexit」。果たして、仕上がりやいかに?
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