いや、英語力はまあどうでもよくて、それより自分がどれだけ言いたいことがあるかのほうがはるかに重要で、あまり言いたいことが浮かばない作品の感想をしゃべらなければいけないときが一番つらい。日本語だと、ごにょごにょとごまかしてしまうところだけど、英語で「どうだった?」とストレートに聞かれたときにクリアな返答が出来ないのは、日頃の自分の思考習慣に問題があると思わざるを得ない。Never late than never、ということで、もういい年なのだからと諦めず、ものごとに対する考え方を進化させていかねばと自分を戒める豪州の夜。