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1950年代のロンドンを舞台に、英国ファッションの中心的存在として脚光を浴びるオートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)と、若きウェイトレスから彼のミューズとなっていくアルマ(ヴィッキー・クリープス)との究極の愛と駆け引きを描いた本作。

一見、シンデレラストーリーと思いきや、サスペンスフルで危険な男女の心理戦であり、やがて思わぬ方へと向かう先の読めない展開が話題を呼び、一般試写会ではラスト30分の展開に92%の人が驚愕するという結果が! SNSなどでは早くも驚きの声が続々と上がっている。

■天才仕立屋の工房、目指したのはジョージ王朝時代のタウンハウス!
今回、そんな本作から到着したのは、主人公レイノルズ・ウッドコックが営むドレス・メーカー「ハウス・オブ・ウッドコック」の工房をはじめとした美術にフィーチャーした映像。工房の撮影は、ロンドンにあるタウンハウスで、レイノルズの別荘は、田舎の歴史ある邸宅で撮影が行われた。

映像では、「主人公のレイノルズに合ったリアルな世界観を生み出そうとした」と語るプロダクションデザイナー、マーク・ティルズリーと、主演のダニエル・デイ=ルイスも登場。「部屋に入ると自然に役に入りきれた」と彼はふり返って語り、ポール・トーマス・アンダーソン監督は「我々は、ジョージ王朝時代の優雅なタウンハウスを模倣した」と明かしている。

観る者すべてをうっとりさせてしまう完璧な美術セットで、50年代の英国ファッション界が体感できる本作。映画を観る前はもちろん、映画を観た後に美しさの余韻を楽しんでみてはいかが?
『ファントム・スレッド』は5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。
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