安田顕、榮倉奈々との共演に「やったーっ!」だが…
「お話をいただいて原作を拝見して、榮倉奈々さんの夫役なので、やったーっ! て」とオファー時の心境を話した安田さんだったが、仲が深まったのは撮影中ではなく、実は最近だという。「公開に近づくにつれ、二人で宣伝活動をして、ようやく距離が縮まったなって…」と安田さんが口を開くと、「私もそう思います」と榮倉さんも乗り、これには共に登壇した李闘士男監督が「安田さんも普段は無口だから(笑)」とフォローしていた。
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『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、疑問に思っていることを投げかけユーザーが答えあうコミュニティ「Yahoo!知恵袋」に、2010年に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という話題を呼んだ質問を実写映画化。死んだふりをやり続ける妻ちえ(榮倉さん)と、そんな妻に戸惑う夫じゅん(安田さん)という結婚3年目の夫婦の一風変わったコミュニケーションを描き出す。
安田顕の暴走に、榮倉奈々「待って!」
舞台挨拶を盛り上げようと、安田さんは終始暴走気味になり「字面だけ読んでいたので、正直どうやったら面白くなるんだろうと思ったけど、李さんのあがりを観たときに、やられたって思った。最後はうまく…」とネタバレを話し出す。すると、榮倉さんが「待って! 待って! 言わなくてもいいいじゃないですか!」と必死に止めるという一幕も。
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そして、理想の夫婦像について聞かれた榮倉さんは「いつまでも食卓を囲む夫婦がいいな」とかわいく答え、安田さんは「長生きした上で、若干僕のほうが先に死にたい。看取られながら“いい人生だったよ、ありがとう”と。残されるのは絶対に嫌」と、あくまでも理想を掲げた。
そのほか、完成披露試写会には大谷亮平、野々すみ花も出席した。
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『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』6月8日(金)より全国にて公開。