長澤まさみ主演映画『ドールハウス』に、瀬戸康史、田中哲司、安田顕、風吹ジュンの出演が決定。予告編も公開された。
娘・芽衣を亡くした鈴木佳恵(長澤)と夫の忠彦。哀しみに暮れる佳恵は、骨董市で見つけた芽衣によく似た愛らしい人形をかわいがり、元気を取り戻していく。だが、佳恵と忠彦の間に娘・真衣が生まれると、2人は人形に心を向けなくなる。やがて、成長した真衣が人形と遊ぶようになると、一家に変な出来事が次々と起きはじめる。佳恵たちは人形を手放そうとするが、捨てても供養に出しても、なぜかその人形は戻ってくる――。
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長澤が脚本の面白さに出演を熱望したという本作は、110分の間、怒涛の展開を見せるノンストップのドールミステリー。愛らしい人形が一転、家族を翻弄していくスリリングな面白さはもちろん、人形に隠された秘密が徐々に解き明かされる謎解きミステリーの醍醐味もあり、冒頭からぐいぐい観客を引き込む。
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主人公・佳恵(長澤)の夫で、病院の看護師として働きながら、佳恵と共に人形の謎に迫っていく忠彦を演じる瀬戸康史。これまでにも共演経験がある長澤は、瀬戸との共演について「対峙するような役柄で演技をしたことがないのですごく楽しみだなと思いました。信頼がお互いある気がしていて、夫婦の役なので当たり前の感覚みたいなものを現場でお互い感じながら、監督と相談しながらこの作品でしかできない空気感をちゃんと作り出せたらいいなって思ってます」とコメント。
佳恵については「母として、妻として一生懸命生きている人。普遍的な家族の姿や日々の姿があることを演じながら、どうなっていくんだろうって感じです」と期待感を語った。
一方の瀬戸は、長澤との共演について「大好きな女優さんです。天才だと思っているんですけど、その天才の裏にはすんごい努力がある人だというのを感じています。どの作品でも」と明かした。
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また、佳恵と忠彦の前に現れる呪禁師・神田を田中哲司、私服警官・山本を安田顕、忠彦の母親で・鈴木敏子を風吹ジュンが演じる。
予告編では、ティザービジュアルで描かれていた人形の謎がベールを脱ぐ。枕元によじ登ってきたのが我が子と思いきや、明かりをつけると人形が…。ラストには佳恵の絶叫する場面も収められている。
『ドールハウス』は6月13日(金)より全国東宝系にて公開。
¥7,920
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)