■前作をプレイバック!
2013年、太平洋(パシフィック)の深海から突如出現した未知なる巨大生命体に、世界中の大都市が次々と破壊され、人類は滅亡の危機に晒される。甚台な被害を受けた人類は、巨大生命体と戦うため、英知を結集して人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。
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パイロットと神経を接続して動く2人乗りの人型巨大ロボット“イェーガー”。到底勝利の見込みのないこの戦いに、元エリート・パイロットのラリーと、落ちこぼれの研修生・マコが搭乗員として選ばれる。“イェーガー”は次々と現れる巨大生命体の侵攻を食い止めることができるのか――?
未知なる巨大生命体の襲撃に対し人類が人型巨大兵器で対抗する、というアニメ作品のような驚きのストーリーを、ハリウッドの最先端技術を駆使して映像化。イェーガーのパイロットを務める日本人女性・マコには、菊地凛子が抜擢。その幼少期を“天才子役”として注目を集めていた芦田愛菜が演じ、日本でも熱狂を持って迎えられた。
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メガホンを取ったのは、原案・脚本から手がけたファンタジックなラブストーリー『シェイプ・オブ・ウォーター』が第90回アカデミー賞にて作品賞を含む最多4冠を成し遂げたギレルモ・デル・トロ監督。続編となる『パシフィック・リム:アップライジング』にも製作として参加しており、彼の“日本の特撮・ロボットアニメへの多大なるリスペクト精神”を受け継いだスティーヴン・S・デナイトが本作で監督を務めた。
スティーヴン・S・デナイト監督が「デル・トロが作り上げたものを未来に進化させたよ」と言うように、本作は人類(イェーガ―)とKAIJUの死闘から10年が経過し、平穏が戻っていた地球が舞台。進化を遂げたKAIJUが再び姿を現し、世界を絶望の淵へと突き落とすこととなる。
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■新キャストもお馴染みキャストも大活躍!日本人俳優も奮闘
よりスタイリッシュに洗練されパワーアップを果たした新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロットたちを演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』フィン役で一躍スターダムを駆け上ったジョン・ボイエガ。主人公ジェイクは偉大なる父ペントコスト司令官(イドリス・エルバ)の意思を継ぎ、絶体絶命の危機に直面する人類を救うため、「いま世界を救うのは俺たちだ」とイェーガーの操縦席に乗り込む。
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ジェイクとともにイェーガーに乗り込む相棒のエースパイロット役には、イケメン2世俳優スコット・イーストウッド。そのほかKAIJUオタクのニュートン博士役のチャーリー・デイや、本作から参戦するキーキャラクターであり、自力でイェーガーを作ってしまう天才少女・アマーラを演じた新星ケイリー・スピーニーが参戦。
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さらに注目すべきは世界で活躍する日本人キャストたち。前作でKAIJUとの壮絶な死闘を制し人類を救う大活躍を見せた森マコ役の菊地凛子。本作ではイェーガーパイロットたちの上官に出世し、世界を守るためいまも戦っている。「この“森マコ”というキャラクターをずっとまた演じたいと思っていたので、こうして戻って来れてすごく光栄です」と続編出演へ喜びを明かしていた菊地さん。
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そして、本作から出演する新田真剣佑。スティーヴン・S・デナイト監督は、新田さんについて「本当に素晴らしかったよ。この役に全身全霊で当たってくれたんだ」と絶賛し、「『4か月で一番いい体に仕上げて来て』と伝えたんだけど、本当に過酷なトレーニングを積んできてくれた。彼のがんばりを受けて、更にパートを増やして撮影したんだ!」と新田さん自身の努力がさらに多くの出番を勝ち取ったと告白している。
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■最終決戦の地は、日本!『アップライジング』予告編
続編を待ち望んだファンも、さらに新たに参戦する多くの観客も熱狂できる戦いが始める! その一端を体感できる予告編が到着。
■「もっと、もっとチャレンジしたい」――ストイックで謙虚な姿勢が光るスコット・イーストウッド
シネマカフェが取材した際にスコット・イーストウッドは「飛び込んだことのない物語に飛び込みたい」と、ただシンプルな想いを口にしていた。
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「僕にとって『パシフィック・リム:アップライジング』は、初めてのSFであることが大きなポイントだった。『ワイルド・スピード ICE BREAK』は初めてのカーアクションだった。いまはスリラーに出たいし(ニック・カサヴェテス監督、モーガン・フリーマン共演のスリラー映画を撮影予定)、『ロンゲスト・ライド』みたいなラブストーリーに戻る日が来るかもしれない。また新たな経験になるだろうから」。
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様々な経験を糧に進化を止めないスコットの姿にも、ぜひ注目してみて。