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『スター・ウォーズ』シリーズの最新作にして、『フォースの覚醒』に続く、“新たなる3部作”の第2作目となる本作。シリーズを通してバラエティ溢れる“クリーチャー”が登場し、本作ではポーグが映画公開前から「カワイイ!」と話題となっていたが、今回注目なのは、クリスタルのような毛をまとう美しいクリーチャー“ヴァルプテックス”。
今回到着した映像では、ライアン・ジョンソン監督が「クレイト特有のクリーチャーも登場させたかった」と言い、あの景色に溶け込み一部となる「惑星の住人」を目指したのだという。そんなヴァルプテックスを生み出したクリーチャー・コンセプト・デザイナーのティム・ナッパーは、完成形とは違った印象の“初期デザイン”を披露。そのデザインにジョンソン監督の要望が加えられ、エレガントなフォックスへと大変身。進化過程の中でクリスタルの毛皮をまとうようになったという想定で、砂糖水に毛を入れてキャンディ・クリスタルを作ったような様相となった。
さらに、ヴァルプテックスをどうリアルに動かすかについても試行錯誤したようで、動きについては、ホッキョクギツネなどの映像を参考にしつつ、犬の動きも参照。映像内でも、ヴァルプテックスに扮した犬が走り回る姿も捉えられている。
また、シリーズにおいてのクリーチャーは、実物大のパペットとCGの両方で表現されてきたが、最終的にこのヴァルプテックスは手動アニメーションCGで描かれ、透明なクリスタルの欠片が光る毛皮には、ILMの視覚効果チームが命を吹き込んだ。そして、顔と背中と尻尾にある主要なクリスタルは、コンピュータでひとつひとつ手作業で施され、胴体のそれ以外の部分は、コンピュータ処理で表面に何千もの曲線を生やし、曲線部分を様々な形状とサイズのクリスタルの欠片と針に挿げ替え、あらゆる隙間をより短くてソフトな毛で埋め尽くしたそう。
全てが出来上がった段階のヴァルプテックスには、なんと1頭につきおよそ25,000のCGのクリスタルが施されたというのだから驚きだ。
なお、約2時間40分にも及ぶボーナス・コンテンツを収録している本MovieNEX。「メイキング・オブ・最後のジェダイ」や「完成までの軌跡」「未公開シーン」の数々など、超貴重な映像が満載となっている。
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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』MovieNEXは4月25日(水)発売、4月18日(水)先行デジタル配信開始。