7日(現地時間)、ゴールデングローブ賞でオプラ・ウィンフリーが黒人女性として初めて長年の映画界への貢献を称えた「セシル・B・デミル賞」を受賞した。人種差別や性差別の終結を求める感動的なスピーチで3回のスタンディングオベーションを受けるほど聴衆の心を揺さぶった。アメリカで司会者や実業家として有名なオプラは、以前から2020年の大統領選に出馬するのではないかとささやかれていた。ゴールデングローブ賞授賞式での人々の胸を打つ力強いスピーチにより、「オプラを大統領に!」という国民の声もSNSなどで高まってきた。昨年、「セシル・B・デミル賞」を受賞した女優メリル・ストリープも、授賞式後に「彼女は今夜、ロケットを打ち上げたわね。ぜひ大統領選に立候補してほしいわ。いままで、“出る”という宣言はしたことがなかったと思うけど、これでもう“NO”の選択肢はないんじゃないかしら?」とオプラの背中を押した。「The Los Angeles Times」紙によれば、オプラの長年のパートナー、ステッドマン・グラハムがオプラの出馬は「国民次第だね」とコメントしていることがわかった。「彼女は絶対にやると思うよ」とも。前回の大統領選ではヒラリー・クリントン氏が期待されていた「アメリカ史上初の女性大統領」になることはできなかったが、果たしてオプラは…?