ブルネットの髪が魅力的!ドラマ「SUITS/スーツ」で一躍ブレイク
1981年8月4日、ロサンゼルスで誕生したメーガンは王子より3歳上。オランダ/アイルランド系の父とアフリカ系の母の間に生まれ、はっきりした目鼻立ちの美貌と豊かなブルネットの髪が魅力的だ。

両親の人種が異なる「バイレイシャル」であることから、自身のアイデンティティについて悩みながら成長したメーガンは中西部の名門校、ノースウェスタン大学で演劇と国際関係を学び、在学中から芸能活動をスタート。2002年にドラマ「General Hospital」(原題)で女優デビューした。「フリンジ」「CSI:ニューヨーク」「CSI:マイアミ」など人気シリーズへのゲスト出演を重ねた。バイレイシャルゆえに、なかなか相応しい役にめぐり合えない苦労も味わったというが、2011年、「SUITS/スーツ」のメインキャストの1人に抜擢され、パラリーガルのレイチェル・ゼイン役でブレイクした。

ヘンリー王子との出会い…愛を育む
「SUITS/スーツ」のレギュラー出演を獲得した同年、7年間の交際を経て映画プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソンと結婚したが、2年後の2013年8月に離婚。「SUITS/スーツ」には、先日撮影が終了したシーズン7まで出演した。

離婚後、2014年からカナダの有名シェフのコリー・ヴィテロと交際していたが、昨年春に破局。数か月後の7月に、ロンドンで共通の友人を介してヘンリー王子と知り合った。

カナダとイギリスという遠距離ながら、互いの国を行き来して愛を育み、昨年11月にはケンジントン宮殿が2人の交際を認める声明を発表。合わせて、メーガンの離婚歴や人種について差別的な誹謗中傷が殺到していることに抗議、「ヘンリー王子はマークルさんの安全について心配し、彼女を守れずにいることに深く落胆している」と述べ、過熱報道への憂慮を示した。
女優業だけじゃない!多彩な分野で活躍
女優業のかたわら、メーガンが熱心に取り組んできたのがチャリティ活動。世界の子どもを支援する国際NGO「ワールド・ビジョン」のアンバサダーとして、今年1月もインドのデリーを訪問し、発展途上国に暮らす女性たちを取り巻く状況を綴った記事を「TIME」誌に寄稿した。学生時代にアルゼンチンのアメリカ大使館でインターン経験があり、カナダのトルドー首相とチャリティ・イベントで語らい、ジェンダーの平等と女性のエンパワーメントのための国連機関「UNウィメン」でスピーチする才媛であることが、見た目の美しさ以上に王子の心をつかんだポイントかもしれない。

カナダのファッションリテーラー「Reitmans」で自身のデザインしたカプセルコレクションを発表したり、ライフスタイルサイト「The TIG」を運営し、幅広い活動で女性たちにメッセージを発信してきたメーガンだが、「The TIG」は今年4月で閉鎖。「SUITS/スーツ」も現在放送中のシーズン7で降板し、来年春に予定されている結婚準備に入っている。
ヘンリー王子、メーガンは「運命の人」
27日午後(現地時間)にケンジントン・パレス・ガーデンズでのフォトコールに、王子と手をつないで登場した。集まったリポーターたちに王子は「初めて会ったときから」彼女が「運命の人」だとわかったと語り、メーガンは「すごく幸せです」と喜びを表現、左手薬指の婚約指輪も披露した。ハリー王子がデザインしたもので、2人が一緒に休暇を過ごしたボツワナ産のダイヤと、王子の亡き母・ダイアナ元妃の遺品のダイヤをあしらっている。

カメラの放列を前にしても、慣れた様子で自然にポーズが決めていくのは、さすが女優。王子の方が少し緊張気味のようなのも微笑ましい。

「私はずっと、仕事をする女性になりたいと思っていた。私の魂を豊かにする仕事をね」と昨年「ELLE」誌で語ったメーガン。テレビ女優からプリンセスへ、絵に描いたようなシンデレラ・ストーリーを体現する彼女は、結婚後もヘンリー王子とともにチャリティ活動などで本領発揮するに違いない。
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