作家スタインは、自分の小説「CITY OF ANGELS」の映画化に当たって、ヒーローのストーンを自身の理想像として描こうとしている。それはロマンとダンディズム、ニヒルでセクシーで…といった、フィリップ・マーロウやサム・スペードの様な伝統的でタフな私立探偵である。そして、彼らと同じようにストーンもまた、美女に弱いための胸の痛みと、空の財布に悩まされている――。
今回そんな本作を、『HK 変態仮面』『銀魂』「勇者ヨシヒコ」シリーズなど数々の人気作を手掛ける脚本家・映画監督の福田氏が演出を担当。そして映画の脚本家・スタイン役を、劇団四季の舞台「ライオンキング」でシンバ役を演じ、退団後も「ロミオ&ジュリエット」「デスノート The Musical」など舞台作品に出演する柿澤さんが。彼が描くシナリオの中の私立探偵を、俳優業だけでなく、新会社設立や新ブランド立ち上げなど活動の幅を広げている山田さんが演じる。