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前作に引き続き、マット・リーヴス監督らと脚本を担当したマーク・ボンバックは、シーザーが出会う人間の少女ノバについて、「ノバは猿と一緒に暮らすようになる。森で危険な動物たちと一緒に暮らす少女が、“彼らの保護者”になるという伝統的な物語がいくつかある。そこからノバの着想を得た」と、そのキャラクターについて明かす。

対立しているはずの人間と猿の垣根を越えたノバについて、シリーズ全作でプロデューサーを務めるピーター・チャーニンは、「ノバの素晴らしいことの1つは、この分裂した世界で、猿と深い感情的な結びつきを築くことができる人間だということだ。シーザーが“あらゆる人間を憎みたい”と思っているときに、ノバは誰にもできないような形でシーザーに触れる」と、ノバがキーパーソンになることを予感させるコメントを寄せる。

この複雑なキャラクターに扮したのは、本作が初の大作映画出演となる12歳の美少女アミア・ミラー。これまでは、「MACGYVER/マクガイバー」などTVシリーズで活躍してきた。リーヴス監督はミラーを起用したときのことを、「我々はノバを演じられる少女を探して、数多くの若い女優に会った。とても不思議なんだが、アミアは最初から直観力があり、特別だった。だから台本読みを止めて、猿役の俳優たちと触れ合ってもらったところ、とても自然で真実味があった」とふり返る。
また、シリーズを通じてシーザーを演じ続けているアンディ・サーキスも、「天性の勘を持っている女優だ。だから彼女に指示はいらない。カメラを回しておけばいい」と絶賛。「ノバ役はアミアしかいない」とスタッフは満場一致だったというが、キャストに決まった際、当の本人は「シリーズの大ファンだったから、パパと2人で大騒ぎしたわ」とキュートにコメント。
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そんなアミアが演じる謎めいた少女ノバが、シーザーたちにどんな影響を与えるのか、ますます気になるばかりだ。
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』は10月13日(金)より全国にて公開。