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今回公開されたのは、「麻衣、結婚しよう――」と約束から始まる予告編。突然の病に襲われ、意識が戻らない麻衣(土屋さん)と、麻衣の回復を祈り続けながらも支える尚志(佐藤さん)の姿が映し出される。麻衣の意識は戻り、病に立ち向かうも記憶を失くしたまま。尚志は麻衣の幸せを願い離れることを決意するが…。
予告編と共に公開された「back number」が担当する主題歌は、iTunesアルバムランキング1位を獲得したシングル「ハッピーエンド」以来約1年ぶりの新曲となる。監督を務める瀬々敬久は以前より「back number」の曲を聴いていたと明かし「大好きな楽曲の一つに『スーパースターになったら』というのがある。 スーパースターになったら/迎えに行くよきっと/僕を待ってなんていなくたって/迷惑だと言われても/スーパースターになって/男らしくなった新しい僕で/迎えに行くから 映画『8年越しの花嫁』につけてくれた『瞬き』も、この感じにすごく近いと思った。麻衣を待ち続けた尚志は、地方に住む普通の無名の人で、彼はスーパースターで決してないのだけど、だからこそ、麻衣を待ち続けたという一点だけで、彼は既にスーパースターなのだ」。
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ボーカルを務める清水依与吏は本楽曲について、「奇跡、運命、と聞くとひとまず、やたらキラキラしていて触れない位美しいものをイメージしてしまいますが、本当はもっと泥くさくて汗くさくて実はもっとそばにあるものなのかもしれないなと思いました。なので楽曲としても、なるべく体温を感じる音と血の流れを感じる言葉で構築された力強いものになるよう心掛けました」とコメント。
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主演の佐藤さんは「8年間も待てるなんて凄い凄いと人は言うけど、もちろん凄いのですが、8年間世界で一番大切な人の側にいれた尚志さんは幸せだったんじゃないかと思います。だってこの曲、どこからどう聴いても尚志さんの歌じゃないですか。back numberの皆様には感謝しかありません。本当に有難うございます」と感謝の意を表した。
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土屋さんも「この歌に出会って、聴いて、歌詞を読んだあの朝の瞬間、この歌の中には愛情の正体があるんだって分かりました。ここから先の地球が巡る時間の中で、自分の命をあがきながら生きる人の、そして大切な誰かを守りたい全ての人の支えになる真実の歌だと思います」と語っている。
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また、岡山県のカップルに起こった実話ということもあり、全国公開に先駆けて12月9日(土)より岡山県にて先行上映が決定。さらに9月14日(木)からは映画公式サイトにて、土屋太鳳さんナレーションを務めた本作のモデルとなった中原夫妻のドキュメンタリー映像も公開される。
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は12月16日(土)より全国にて公開。