キウェテル・イジョフォーが実写版『ライオン・キング』で悪役のスカーに向けて出演交渉中のようだ。1994年公開の同アニメを『ジャングル・ブック』のジョン・ファヴローを監督に迎えて実写化を進めているディズニーは、現在『それでも夜は明ける』のキウェテルと話を進めていると「The Hollywood Reporter」誌は伝えている。王ムファサの弟で主役シンバの叔父にあたるスカーは、アニメ版ではジェレミー・アイアンズが声を担当していた。ドナルド・グローヴァーがシンバ役、アニメ版に続きジェームズ・アール・ジョーンズがムファサ役を演じることが決定している新作には、ジョン・オリバーも出演することが発表されており、アニメ版ではローワン・アトキンソンが声を務めた王の執事ザズー役を演じるという。またシンバの仲間であるティモンとプンバァ役にはセス・ローゲンとビリー・エイチュナーが選ばれている。2019年7月(現地時間)に公開を目指すこの新作はすでにプリプロダクションに入っており、ジェフ・ナサンソンが脚本を執筆中だ。シンバの親友ナラ役としてビヨンセの出演も囁かれる同作には、エルトン・ジョンとティム・ライスによるオリジナル版からの名曲「愛を感じて」「準備をしておけ」「早く王様になりたい」などのほか、新曲も予定されている。エンディングソングの「愛を感じて」は1995年のアカデミー賞で歌曲賞を受賞している。(C) BANG Media International