ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロが帰らぬ人となった。77歳だった。『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を皮切りに数々のゾンビ映画をこの世に送り出してきたロメロが16日(現地時間)、「短期間であったものの過酷な肺がん」の闘病の末、死去したことをロメロの制作パートナーであったピーター・グルンウォルドが「Los Angeles Times」紙で発表した。ロメロはお気に入りの映画作品『静かなる男』の音楽を聴きながら、妻スザンヌ・デスロチャーと娘ティナ・ロメロに見守られ、息を引き取ったそうだ。ロメロの訃報を受け、『キャビン・フィーバー』のイーライ・ロスやギレルモ・デル・トロ、ロブ・ゾンビや数々の映画関係者らが追悼のメッセージを贈っている。(C) BANG Media International