ガイ・リッチーがメガホンをとる実写版『アラジン』の主演コンビが決まらないという。3月にキャスティングを開始し、当初は7月から撮影の予定だったが、いまだに主演コンビが決まらずすでに製作に遅れが出ていると「The Hollywood Reporter」が伝えている。ディズニー、リッチー監督、キャスティングディレクターのランディ・ヒラーはいままでに約2,000人の俳優・女優のオーディションを見てきたものの、アラジンとジャスミンにぴったりハマる人物には出会えていないとのことだ。製作スタジオはアラジン役にデヴ・パテル(27)やリズ・アーメッド(34)に興味を示したが、主演俳優は新人を起用するとの方向性を貫くもよう。20代男性で中東またはインド系で、歌えて演じられて…という条件がすべて当てはまる俳優を見つけるのはかなり難しいようだ。ジャスミン役には『パワーレンジャー』のナオミ・スコット(24)、インド出身の女優タラ・スタリア(21)の名前が上がっているが、まずはアラジンが決まらないことにはこの映画に不可欠なコンビとしてのケミストリーを確認することができず、ジャスミン役もなかなか決められないのが現状だそうだ。なお、ジーニー役にはウィル・スミスが決定している。