ステラ・マッカートニーが1995年に自身のファッションショーでケイト・モスを起用したことを後悔しているという。ステラは20年以上前に自身の母校であるロンドン、セントラル・セント・マーチンズの卒業制作のランウェイショーでナオミ・キャンベル、ヤスミン・ル・ボンとともにケイトを起用したが、スーパーモデルらを使うことでほかの生徒への注目を全て奪ってしまい、ひんしゅくを買ってしまったことに対して、少し恥ずかしく、自身が世間知らずだったとふり返った。BBCラジオ4のある番組でこう語った。「あのときをふり返ると単に若くて恥知らずだったという気持ちよ」「彼らとは友だちで大学時代の遊び仲間だったし、卒業制作のショーでモデルを選ぶ際、じゃあ友だちに頼もうっていう感じだった」また同番組でステラは、ポール・マッカートニーの娘ということを、学校でひた隠しにしていたことも明かした。「大学に通い始めたころは、違う名前で通していたの。絶対に誰にも言わないって」。しかし同級生が気づき、態度を変えたことは辛かったと述べている。「こういったことが見つかるのはきついわ。廊下で話している生徒が私のことを違う目で見ているのが明らかだった」。しかし夫アラスデア・ウィリスとの間に4人の子どもにも恵まれているステラは、この名前にもはや後ろめたさはなく、2001年から自身のファッションブランドとして本名を使用している。(C) BANG Media International