シルベスター・スタローンの『ロッキー』に並ぶ代表作『ランボー』が、インド映画界の新星タイガー・シュロフ主演でリメイクされることになった。
「The Hollywod Reporter」によると、現在27歳のタイガーは2014年『Heropanti』(原題)で映画デビューを飾り、インド国内でさまざまな映画賞を獲得した注目の若手俳優。マーシャルアーツを得意とし、子どもの頃からアクション映画の熱狂的ファンだったという。この大役への抜擢に「夢のようだ。こんなに素晴らしい機会をもらえて本当に感謝している」と大喜び。「伝説的なシルベスター・スタローンの後継者になれると信じているわけではないけど、この役のために子どもの頃から経験を積んできたのかなと、どことなく感じる」と心境を語っている。
監督は、ボリウッドでトム・クルーズ主演の『ナイト&デイ』のリメイク映画『BANG BANG!』(原題)を手掛けて大ヒットに導いたシッダールト・アーナンド。「私はスタローンのようなヒーローに憧れて育ってきた。インドの映画業界にはランボーほどのアクション・キャラクターが不在なので、タイガーが演じるこの役をよみがえらせるにはベストタイミングだと思う」と意欲を明らかにした。
リメイクされることや主演俳優に対し、賛否両論が上がる中、当のスタローンはインスタグラムで「若手のアーティストが夢をつかむ貴重なチャンスをつかむのは俺にとってもワクワクすることだよ」「突き進め!」とタイガーに声援を送っている。
『ランボー』リメイク版は2018年終わりに公開予定。