明治36年に創業した洋食レストラン「日比谷松本楼」。四季の美しさを眺めながら、テラスでいただく食事は格別の味です。ぜひともいただきたい伝統の人気洋食ランチをご紹介。
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日比谷公園の中にある「日比谷松本楼」。四季折々の美しさを見せる公園とガーデンを望める洋食レストランです。明治時代に西洋文化が広まる中で、洋食ブームの火付け役となったレストランでもあります。今日にいたるまで、昔ながらの洋食の味を伝えています。そんな「日比谷松本楼」のおすすめランチ3選をまとめました。
100年守られた伝統の味「ハイカラビーフカレー」
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“松本楼といえばカレーライス”と言われるほど、その味に定評がある「ハイカラビーフカレー」(950円)。食通な文豪たちに愛されたカレーは、深みを感じるコクとほんのりとした辛さが絶妙な美味しさ。創業以来変わらない秘伝のレシピで作られるカレーは、どこか懐かしい香りがします。
牛肉とタマネギだけのシンプルなカレーは、作り始めてから4日目のものしか出さないそう。1日はルー、2日目はソース、3日目炒めたお肉を入れて柔らかくなるまで、4日目はタマネギを入れて味を調整、と並々ならぬこだわりで作られています。
1週間煮込んだ絶品ソースに舌鼓!
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「たっぷりと掛けたデミグラスソースが決め手です」とシェフが語る「ハンバーグステーキ森のレストラン風」(1,350円)。一週間かけて作られるというソースは、牛すじ肉や野菜、赤ワインなどをコトコト煮込んで作るそう。かすかな酸味が肉のうまみをより引き出します。合いびき肉のハンバーグとの相性もばっちり! また、ハンバーグに合うようにレシピを試行錯誤した自家製のフランスパンとロールパンは、一個ずつ手作り。その美味しさに、パンだけ持ち帰りたいという人がいるほどなのだとか。
大人のための“お子様ランチ”「松本楼の選べるビッグプレート」
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20年以上の前からの人気メニューのオムライスと、ハンバーグやエビフライ、かにクリームコロッケなどから3つを選べる「松本楼の”選べる”ビッグプレート」(1,706円)。大人ための“お子様ランチ”を作りたい、と誕生したそうです。なかでも、表面がふわとろの卵にチキンピラフを包んだオムライスは絶品! ソースも、ハヤシライスソース、クリームソース、カレーソースから選べます。
緑に包まれた歴史あるレストランで、伝統の洋食をご堪能あれ♪
取材・文/末吉陽子
スポット情報
- スポット名
- 日比谷松本楼
- 住所
- 東京都千代田区日比谷公園1-2
- 電話番号
- tel : 03-3503-1451 fax : 03-3503-1460