1992年から年に1度開催されている映画賞の授賞式「MTV Movie Awards」に大幅な“チェンジ”が盛り込まれた。 まず、今回から映画のみでなく、テレビドラマも受賞対象になり、「MTV Movie Awards」から「MTV Movie & TV Awards」へと名称が変更になった。「作品賞」と「俳優賞」は映画とテレビドラマからそれぞれ選ばれるが、それ以外の「ベスト・キス賞」や「ベスト・ヒーロー賞」などは映画・テレビドラマ、どちらも合わせて選考される。 また、性別で分けていた賞のカテゴリーを分けないことを決め、例えば「最優秀男優賞」や「最優秀女優賞」は「最優秀映画俳優賞」、「最優秀ドラマ俳優賞」になることに。 そして、新たに5つのカテゴリーが追加になった。中でも「最優秀アメリカン・ストーリー賞」はオープンで多様性のある最高なアメリカを描いた映画やドラマに授与されるというもので、ハリウッドで問題となっている“多様性”を意識したカテゴリーだと言えるだろう。映画の『ムーンライト』、ドラマの「トランスペアレント」や「ジェーン・ザ・ヴァージン」などがノミネートされている。 今日からオンライン投票が開始され(日本からは不可)、授賞式は5月7日(現地時間)に開催。今年は『ピッチ・パーフェクト』のアダム・ディヴァインが司会を務める。