トビー・マグワイアがジョー・ネスボ著作「Blood on Snow」(原題)の映画版で初の監督を務める方向で話し合いを進めているようだ。新作アニメ映画『The Boss Baby』(原題)の声優を担当しているトビーが、今回初めて監督業を務める可能性が出てきたことを「The Hollywood Reporter」誌が報じている。2013年発刊の同小説の映画化にはレオナルド・ディカプリオが興味を示しているといううわさが立っていたことがあったが、話は進んでいない状態だった。しかしここにきてようやく、その計画は進み始めたようだ。トビーの製作会社「マテリアル・ピクチャーズ」とローレンス・グレイの製作会社「グレイ・マター・プロダクションズ」が同作品の映画版権を手に入れており、企画を進めていると言われている。「グレイ・マター」のベン・エバラード、著者ネスボのエージェントであるニコラス・サロモンソンがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、ネスボが同作品の脚本を手がける。トビーはタラジ・P・ヘンソンが主演を務めるロビン・ビッセル監督の市民権をテーマにした新作『The Best of Enemies』(原題)のプロデューサーを務めている。『Blood on Snow』(原題)はノルウェーの犯罪組織の幹部に仕える殺し屋オラフの姿を追った作品だ。ある日オラフは幹部の1人の妻を殺害するよう命じられるものの、その女性に恋をしてしまうことから困難な状況に陥っていく。ネスボにとって初の3部作となる同小説の映画化は今回が初めてではなく、今年10月にはマイケル・ファスベンダー主演『The Snowman』(原題)が公開される予定となっている。(C) BANG Media International