シャイア・ラブーフの最新作『マン・ダウン 戦士の約束』が、先週末にイギリスで公開され、とんでもない売り上げを記録した。悪い方の“とんでもない”である。その売り上げは、日本円にして964円(7ポンド)、チケットが1枚売れただけだった。「Variety」誌によれば、アメリカでの売り上げは約5,000万円だったそうだ。もちろん、この金額も決して「良い結果」ではないのだが…。『マン・ダウン 戦士の約束』はシャイアが2006年に出演した『シティ・オブ・ドッグス』のディート・モンティエル監督と再びタッグを組んだ作品。共演はゲイリー・オールドマン、ケイト・マーラという顔ぶれで、ヴェネツィア国際映画祭やトロント国際映画祭で上映されたものの高い評価は得られなかった。イギリスでは1館だけでの公開だったほかに、同日にデジタル配信も開始したことが売り上げ不振の結果につながったと考えられている。デジタル市場分析を行う「ComScore」のアナリストから、「かわいそうなシャイア。この売り上げはギネス記録級かもね」という切ないコメントが寄せられた。