ツアーでオーストラリアを回っているアデルが、器の大きさを披露しファンを楽しませた。パースでの公演中、アデルは観客の中に自分と同じ格好をした1人を発見。それはドラァグクイーンでアデルのそっくりさんのDJフェミネムだった。「コンサートが始まって15分くらい、なんかアデルと目が合うような気がしたのよね。私に向かってウィンクや手をふってくれたりもして、ただただうれしかったの」と彼はラジオ局「6PR」に語っている。それからアデルはフェミネムのもとに近付き、「あなたに会いたいわ。あとはセキュリティスタッフにまかせるわね」と言ったので、フェミネムは「私、プロとしてあなたのそっくりさんをやってるの」とアピール。その後、実際にスタッフがやってきて彼を舞台の上へと案内したという。こうしてオーストラリアの自分のそっくりさんと対面を果たしたアデル。2人は6万5千人の観客の前でアデルのヒットソング「Rumor Has It」をデュエットし、フェミネムのアデルそっくりさんとしての経歴にもハクが付いた。さらに、アデルはフェミネムとセルフィーも撮ってくれたと言い、汗まみれの顔をした彼に「私が顔がそんなに汗まみれだって教えてくれたのね。私よりも素敵だわ」とジョークを飛ばしたそうだ。