今年で5回目を迎える本イベントは、都市の未来を創造するテクノロジーの可能性を東京から世界へ提示。ジャンルやカテゴリーの枠を超えたボーダーのない自由な実証実験により、未来を変革するムーブメントを実体化するようなテクノロジーアートの祭典を目指している。
メイン会場である東京シティビューでは、デジタルネイチャーを提唱する落合陽一氏や、デザインとエンジニアリングを横断するTakram、世界的なメディアアートのイベント「アルスエレクトロニカ」にも出展した脇田玲氏・小室哲哉氏等、さまざまなジャンルの第一線で活躍するアーティスト作品を展示し、景色と融合したダイナミックなイベントを展開している。
人が歩く際に空気中に圧力が伝播する様子を、数値流体力学でシミュレーションし、靴のソールが作り出す「日常に隠された絶景」をあぶり出す脇田 玲&小室 哲哉の「Scalar Fields」や、米国 The Game Awards ベスト VR 賞・PlayStation Awards VR 特別賞を受賞した水口哲也(代表アーティスト)の「Rez Infinite」など注目作品が展示されてる。
そのほか、佐々木遊太の「鈴木よしはる」など、会場内には、テクノロジーと笑いを掛け合わせた「スマイルテック」をスローガンに、笑いを誘う作品を数点が点在している。また、WOWの「TOKYO LIGHT ODYSSEY : future by LEXUS」など、没入感のある全天球型スクリーンやシャボン膜に映像を映すColloidal Displayなど新しい視覚体験も提供している。
期間中、東京シティビューに隣接する52Fのカフェ&レストラン「Museum Cafe & Restaurant THE SUN & THE MOON」では、限定メニューとして、ロマンチックなバレンタインスイーツのほか、「MAT」とのコラボレーションメニューや、森美術館で開催されている「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」とコラボレーションしたスパイシーカレー、森アーツセンターギャラリーで開催される「大エルミタージュ美術館展」とコラボレーションした“チェブラーシカ”のスイーツなど、イベントと連携したメニューが登場。あわせてチェックを!