90年代ポップ・カルチャーの代名詞となり、社会現象まで巻き起こした映画『トレインスポッティング』の20年ぶりの続編『T2 トレインスポッティング』。1月27日より世界先行公開された本国イギリスで、日本円にして7億円突破の大ヒットスタートを切ったことが分かった。今回の舞台もスコットランド、エディンバラ。ヤバい大金を持ち逃げし、20年ぶりにオランダからこの地に舞い戻ってきたマーク・レントン(ユアン・マクレガー)。表向きはパブを経営しながら、売春、ゆすりを稼業とするシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)。家族に愛想を尽かされ、孤独に絶望しているスパッド(ユエン・ブレムナー)。刑務所に服役中のベグビー(ロバート・カーライル)。あれから20年、モノ分かりの良い大人になれずに荒んだ人生を疾走する彼らの再会、そして彼らが選ぶ未来とは――?映画界に衝撃を与え、世界中を熱狂させた本作の続編には、主演のユアン・マクレガーをはじめ、監督のダニー・ボイル、脚本のジョン・ホッジとオリジナルのスタッフ&キャストが再集結。先日のエディンバラにあるシネワールド(ファウンテンパーク内)でのワールドプレミアも、大盛り上がりを見せていた。そしてこのたび、全世界に先行して1,000スクリーンにて公開されたイギリス国内で、1月27~29日までの週末興行成績は7億2254万円(630万ドル/1$=114.69円として換算)という大ヒットスタートとなり、アニメ映画『SING/シング』に次ぐ2位を達成。3月3日(金)の限定公開から3月10日(金)に拡大公開となる全米をはじめ、これから公開される各国でも、再び“トレスポ”旋風を巻き起こすことになりそうだ。『T2 トレインスポッティング』は4月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。