クリスマス時期の定番曲「ラスト・クリスマス」で知られる歌手のジョージ・マイケルが、25日(現地時間)にイギリス・オックスフォードシャー州の自宅で亡くなった。パブリシストが「Entertainment Weekly」と「People」誌に認めた。死因は明らかにされていない。今月初め、マイケルは「ノーティ・ボーイ」とともに、来年リリース予定の新作アルバムを製作中だと報じられたばかり。突然の訃報に、ファンやセレブが悲痛な叫びを上げている。マドンナは「さようなら、友よ。また偉大なアーティストが旅立った。2016年なんていますぐ終わってよ」とツイート。デヴィッド・ボウイ、プリンスら多くの著名なアーティストが亡くなった今年が早く終わるよう願った。エルトン・ジョンはマイケルとのツーショットをインスタグラムに載せ、「ひどくショックを受けています。最愛の友を失ってしまった…優しく、心が広く、素晴らしいアーティストでした。彼の家族、友人、ファンにお悔やみ申し上げます」と追悼。マイリー・サイラスは「すでにあなたが恋しい! LGBTQコミュニティでのあなたの積極的な行動に感謝してます! ずっと愛してるわ!」と、マイリーが支援しているLGBTQの人々にとって、同性愛者であることをオープンにしていたマイケルの存在が大きいものであったことを綴った。さらに、日本からも悲しみの声が続々。映画『デッドプール』の日本公式ツイッターアカウントは「いま、俺ちゃんは悲しみに暮れている。R.I.P. ワム!」とデッドプールらしいつぶやきをしている。