トム・ホランドが人気小説「混沌の叫び」シリーズの映画化となる『Chaos Walking』(原題)主演に向けて話し合い中のようだ。パトリック・ネスによる3部作の同名ヤングアダルト小説を原作とするこの新作では、すでに『スター・ウォーズ』シリーズで知られるデイジー・リドリーの出演が決定している。『心のナイフ』『問う者、答える者』『人という怪物』という3部作から構成されるこのシリーズは、地球破滅後に人間が入植した「新世界」を舞台に、土着の生き物スパクルによって撒かれたノイズと呼ばれる細菌により、女性が死に絶え、残された男性たちは互いや動物の考えていることが聞こえるようになっている世界を描く。この中でトムは、ノイズに感染していない謎の少女バイオラ(デイジー)と出会うことでスパクルに立ち向かうことになるプレンティスタウンの最年少の少年トッド・ヒューイット役をオファーされているようだ。監督にはダグ・リーマンが就任しており、ジェイミー・リンデンによる最新版の脚本を基にアリソン・シェアマーとダグ・デイビッドソンがプロデュースを手掛ける。『Chaos Walking』(原題)は2018年公開予定だ。