ジュリアン・フェロウズが「ダウントン・アビー」映画版の脚本を完了させたようだ。人気ドラマ「ダウントン・アビー」の中で5年間にわたってメイド長アンナ役を演じてきたジョアン・フロッグガットはジュリアンが同ドラマの映画版の脚本を書き上げたことを明らかにしたものの、ドラマの出演者たちはその脚本をまったく見ておらず、映画への出演交渉も行われていないと語った。27日(現地時間)英TV番組「ディズ・モーニング」の中でジョアンは「脚本が書きあがったってうわさをみんな耳にしているわ」「ハードコピーがどこかにあるはずなんだけどまだ誰も見たことがなくて、どんな内容なのかも知らないのよ。だからその映画が製作されることを願うばかりね。出演者みんながそうなってほしいと思っているわ。もし私が出演依頼を受けたら、間違いなく参加するわ。むしろ無理やり参加しちゃうわよ」と話した。まだ脚本は謎に包まれたままだが、同ドラマシリーズで下僕アンディ役を演じるマイケル・フォックスは、もし将来映画化されることになればバイオレット役を演じるマギー・スミスは出演することになるだろうと先日語っていた。昨年末「ダウントン・アビー」シリーズが終了してしまった際、ファンは悲しみに包まれていたが、クリエーターのジュリアンはいつか同ドラマの映画版を制作したいという情熱をいつもファンに語ってきている。ジュリアンは以前、ヒュー・ボネヴィルやミシェル・ドッカリーらと思われる同ドラマの出演者たちのスケジュールが空くのを待っている状態であると示唆していた。「ことがのんびり進んでいる理由は僕にあるんじゃないよ。出演者たちをまとめるのは大変なことだからね。一人はアメリカで新しいドラマの制作に入っていて、別の人は舞台に立っているからさ。僕の口は固いよ! でもたくさんの人たちが待っているから映画にならないってことはないと思うんだ。僕は『ダウントン・アビー』の映画が登場することを望んでいるよ。そうなったらきっと楽しいだろうね。けれど、僕らは再構築する必要があると思うよ」。期待高まる「ダウントン・アビー」映画版の撮影は来年からスタートするのではないかと言われているところだ。(C) BANG Media International