一方、関東大震災時に活動したアナーキストグループ「ギロチン社」のリーダー、中濱鐡には、10年ぶりの続編『デスノート Light up the NEW world』や、羽生善治を演じた『聖の青春』などで独特の存在感を放つ東出さん。さらに、彼らを取り巻く主要キャストには、女相撲力士・十勝川に10歳で鈴木清順監督の『ピストルオペラ』で映画デビューした韓英恵、アナキストの古田大次郎役に新人俳優の佐藤寛一郎ほか、渋川清彦、山中崇、井浦新、大西信満、嘉門洋子、山田真歩、嶋田久作、菅田俊、宇野祥平など、日本映画界を背負う個性派キャストが顔を揃えている。
また、本作は、第21回釡山国際映画祭内の企画マーケットである「第19回アジアン・プロジェクト・マーケット」にて、世界各国からのバイヤーや出資者と商談を重ねた末、中国の配給会社によるBright East Film Awardを受賞。作品の完成と同時に世界の市場も見据えて動き始めているという。