「チョコレート工場の秘密」で知られるウィリー・ウォンカを主役とした新作が製作中だという。ワーナー・ブラザース・ピクチャーズは、ロアルド・ダールによる児童小説から生まれたウォンカを取り上げた新作の版権をロアルド・ダール・エステートから獲得したようだ。「Variety」誌によれば、新作は児童書「チャーリーとチョコレート工場」と「ガラスの大エレベーター」より前の時代を舞台に、ウォンカの若き頃を描くことになるという。本作では「チャーリーとチョコレート工場」でウォンカの魔法の工場見学に行ける金色のチケットを引き当てたチャーリー・バケットは登場しないものの、今後シリーズ化することになれば、また出演する可能性も十分にありそうだ。『ハリー・ポッター』を手がけたデヴィッド・ハイマンがプロデューサーを務めており、『ペット』のサイモン・リッチが脚本を手掛ける予定だ。原作本は1964年に発刊されて以来、これまでに2度の映画化がされているほか、舞台にもなる人気を誇っている。映画化第1弾となった1971年の『夢のチョコレート工場』ではジーン・ワイルダーが、2005年のティム・バートン監督による第2弾『チャーリーとチョコレート工場』ではジョニー・デップがそれぞれウォンカ役を演じた。(C) BANG Media International