ケイト・モスが新事業に手を広げるようだ。ティーンの頃から第一線で活躍してきたモデルとしての経験を活かし、モデル事務所を設立するという。すでに「katemossagency」のアカウントでインスタグラムも開設したケイト。この新事業のヴィジョンを「The Business of Fashion」に次のように語っている。「かわいい人は必要ないの。スターを作り上げたい。ただ単にモデル事務所を経営するのではなく、人のキャリアのマネジメントに関わりたい…歌やダンス、演技をしたいという人材が欲しいわ」。ケイトは今年初め、14歳のときに自分を発掘してくれたモデル事務所「Storm」を去るという大きな決断をした。30年弱に渡って活躍・貢献してきたケイトに「Storm」も理解を示し、円満な別れだったそうだ。ケイトは「まるで親元を離れるような気分だった。でも、翼を広げて羽ばたきたかったのよね」と寂しさをにじませながら、門出への期待を口にした。新事業にはそんな古巣の「Storm」から心強い助っ人も参加。ケイトの出演契約交渉を担当していたルーシー・バクスターがケイトの右腕になるようだ。「VOGUE」誌の表紙を誰よりも多く飾った、という偉業を成し遂げたケイト。“モデルが憧れるモデル”の彼女がこれから見出すスターとは…。ビジネスウーマンとしての手腕が試される。