世界累計興収が約1兆円というメガヒット・シリーズ『ハリー・ポッター』の新シリーズとなる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、主演のエディ・レッドメインやコリン・ファレルら魔法使いを演じたキャスト陣が、シリーズ原作者で本作の脚本を書き下ろしたJ.K.ローリングについて語るコメントが到着した。J.K.ローリングが初めて、自ら映画の脚本を手掛けた本作。デイビッド・イェーツ監督とともに、これまでの『ハリポタ』の世界観を正当に受け継いだ新シリーズが、ついにお目見えする。新・主人公となる、おっちょこちょいで人見知りの魔法使いニュート・スキャマンダーは、動物といるほうが気が楽な魔法動物学者。魔法動物は、魔法の力を持つ動物で、かわいらしいもの、滑稽なものから、魔法使いを襲う危険なものまで、実にさまざまで、普段は魔法で人間には極力見えないようになっている…はずだが、なかには“ネッシー”や“河童”のように、たまたま人間に目撃されてしまうことも! 魔法界にとっても謎の多い魔法動物たちは、時に魔法使いたちからも恐れられ、駆除されそうにもなってきた。そんな動物たちを調べ、保護するために、ニュートは不思議なトランクの中を魔法動物でいっぱいにしてニューヨークを訪れるのだ。しかし、ある日、ひょんなことがきっかけで、大切にしている魔法のトランクを人間(マグル=米国ではノーマジ)のものと取り違えられてしまう。魔法界の魔法動物たちが一斉に人間の世界へ逃げ出し、街中が前代未聞のパニックに。仲間になったティナとクイニー、そして人間であるジェイコブとともに魔法動物を追跡するニュート。やがて彼らは、人間界と魔法界をまたにかけた、ある大事件に巻き込まれていく――。そんな本作で主人公・ニュートを演じたエディは、「僕にとって素晴らしかったのは、J.K.ローリングがそこにいたことだよ! 本作には、原作本もないし、実在の人物もいないから、もちろんリサーチできない。架空のキャラクターをクリエイトしなくてはいけなかったからね」と明かす。続けて、「まさに驚異の世界。こんな作品は初めてだ。必要なことは全て、彼女の心の中にあったんだ!」と、自身もローリングの魔法にかかったことを語る。また、コリンも、「J.K.の想像力は、明らかにすごく豊かでパワフルだ。家の裏庭に座って脚本を読んでいたんだけど、5、6ページ目までには完全に夢中にさせられていたんだ」と明かす。ティナ役のキャサリン・ウォーターストンに関しては、「ほとんどこの世の人じゃないように見えるの。周囲にいると完全にとりこになってしまう」とふり返り、やはり魔法の世界にどっぷりと浸かった様子だ。J.K.ローリングが生み出す魔法の世界の人気はますます輝きを増しており、本作の公開に先駆け、彼女が書き下ろしたアメリカの魔法世界を描く新たな物語「北アメリカ大陸の魔法界」や「イルヴァーモー二―魔法魔術学校」も話題を集めている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。
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