次世代を担う男性声優の発掘・育成プロジェクトとして、ソニー・ミュージックエンタテインメントがアニメイトグループ協力のもと開催したリアルオーディション「ツキプロ Music Grand Prix 2016」で、見事合格した13名の新人声優グループ「ツキクラ」。架空の2.5次元芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション(ツキプロ)」のリアルなアーティスト候補生として、テレビアニメ放送が始まった人気シリーズ「ツキウタ。 THE ANIMATION」に登場するキャラクターのように、歌って踊れる声優アーティストを目指し活動中だ。
活動開始から約4か月、満を持してツキクラ初の単独ホールイベント「TSUKINO CROWD FESTIVAL 2016 SUMMER」(略称:クラフェス)を開催。MCを先輩声優の山中真尋、間宮康弘が務める中、メンバーの荒一陽、市川太一、糸川耀士郎、井上雄貴、大島尚起、大海将一郎、菊地燎、小松準弥、徳武竜也、西野太盛、筆村栄心、古畑恵介、松岡一平らがお揃いのツキクラTシャツに身を包んで登場。会場に詰めかけたファンは、サイリウムを手に大きな歓声で迎え入れ、荒さんが「今日はみなさんで夏の思い出を共に作りましょう!」と呼びかけ、イベントがスタートした。
この日は、2チームに分かれて、オーディションの課題曲でもあった「グロリアス・ストーリー」と「I need you」を披露するライブコーナーや、朗読劇「ある白雪姫の秘密」を全員でお披露目。おなじみの物語を大胆にアレンジしたユニークな内容に、随所にアドリブが展開され、ツキクラの個性あふれる朗読劇に会場からは絶えず笑いが巻き起こった。そして、オリジナル曲「未来のPiece」のフルコーラスを本邦初披露。メンバーで息の合った歌とダンスに、ファンの熱気は最高潮! 「みんなでイケメンの顔でやろう!と揃えました」(筆村さん)、「各々で自主練もやったり教えあったりして、成功させたいという想いがあって。振付も、どの角度がカッコいいだろうと話したり、『それいいね』とかいっぱい話し合ったりして時間をかけてやりました」(西野さん)とそれぞれに晴れやかな表情でふり返った。