クリス・ヘムズワースがお財布を拾ってくれた青年に謝礼をあげたそうだ。妻エルサ・パタキーとの間に3児を持つクリスは、レストラン内に財布を忘れてきたことに気づいた際、カードや現金が戻ってくることはないとあきらめていたそうで、17歳のトリスティン・ブジン=バーカー君がクリスの代理人に財布を拾ったから返したいと連絡をしてきたときにはとても喜んだのだという。そこでトリスティン君にお礼の手紙を書くと共に入っていた現金を全てあげることにしたのだそうだ。「エレンの部屋」の出演時にトリスティン君を迎えたクリスは当時の状況について「妻と娘を空港に迎えに行ったんだけど、ちょっと早かったんで時間をつぶすために食べに行ったんだ。けっこうごちゃごちゃした場所で、座ったんだけどテーブルに財布を置いたまま店を後にしてしまったんだ。それで『もう戻ってくることは2度とないな。あれは目にすることはないんだろうな』って思ったよ」「そしたらうちのビジネスマネージャーが、免許証に住所が書いてあったから今日ここに来てもらったこの若者が財布を見つけたって手紙を送ってきてくれたと連絡があったわけさ」と説明した。一方でトリスティン君はクリスの財布を見つけたときには言葉を失ってしまったとその驚きを明かしたが、さらに大学資金にと写真共有サービスを提供するシャッターフライ社からの1万ドル(約109万円)の小切手をエレン・デジェネレスから渡されたときにはさらに仰天しまったようだ。そんなトリスティン君だが「エレンの部屋」の収録に参加できるだけでも十分だったそうで、クリスは「彼はお財布を送ってくれたとき、『追伸:うちのお母さんが今週あなたが『エレン』に出る予定だと見たそうで、チケットをいただくことは可能か聞いています』って書いてあったんだよ」と続けた。(C) BANG Media International