3月4日発売の「ヤングエース4月号」で、三部けいの描く話題作『僕だけがいない街』が完結を迎えた。本作は2016年1月からテレビアニメが放送中、実写映画の公開も3月19日に控えている。すでに本作は、原作、アニメ、映画がいずれも物語の最後まで描くことが発表され話題になっている。その先陣を切っての堂々の完結だ。さらに本誌では、8巻の発売と外伝の連載開始が明かされた。どんなかたちの外伝が登場するのかファンには楽しみだろう。「ヤングエース4月号」は、表紙に『僕だけがいない街』の主人公・藤沼悟が描かれた。「堂々完結」の文字も登場し、連載が終わりを感じさせる。本誌には連載の完結を記念して、テレビアニメで監督を務める伊藤智彦と、原作者の三部けいの対談記事も掲載されている。物語の最後を描く8巻は、5月2日の発売が決定した。また6月4日に発売する「ヤングエース7月号」には、『僕だけがいない街』の外伝が連載開始となる。物語は完結したが、まだまだ展開が続きそうだ。『僕だけがいない街』は2012年よりKADOKAWAの「ヤングエース」で連載が開始された。連載開始時より評判が高く、2年連続でマンガ大賞にノミネート、「このマンガがすごい!(オトコ編)」では3年連続でランクインしている。電子小説誌「文芸カドカワ」では、小説『僕だけがいない街 Another Record』が一肇によって連載されている。