5月にBSスカパー!での放送が予定されているオリジナル連続ドラマ『ひぐらしのなく頃に』に、NGT48メンバーが主要キャストとして出演する。メンバーの中で行われたオーディションによるキャストが決定した。『ひぐらしのなく頃に』は、サウンドノベルのホラーゲームとして、2002年から2006年にかけてリリースされた作品。元は同人作品だったが、口コミで人気に火がつき、アニメや映画などメディアミックス展開されるまでのプロジェクトに育った。今回発表されたのは2月27日に行われたNGT48新潟劇場昼公演後のこと。加藤美南、中井りか、清司麗菜、本間日陽、北原里英、高倉萌香の6名の出演が明らかになった。加藤美南は竜宮レナ役、中井りかは一人二役で園崎魅音・園崎詩音役、清司麗菜は北条沙都子役、本間日陽は古手梨花役、北原里英は鷹野三四役、高倉萌香は謎の少女役を演じる。NGT48のメンバーがドラマに出演するのは今回が初。この発表に先駆けてオーディションも行われ、ドラマ公式サイト上ではその模様が公開され話題となっていた。イベント中にはこれまでの道のりを描いたVTRも流された。今村支配人が登場し、オーディションに取り組んだメンバー達のここまでの努力を讃えた。竜宮レナを演じる加藤は、「NGT48の代表として、恥をかかない演技をすることを覚悟しながらやっていきたいです。」と意気込みを語ると、「選ばれなかったみんなの想いを背負って頑張ります!」とオーディションで惜しくも選ばれなかったメンバーへの敬意も表した。また、一人二役に挑戦する中井は演技を本格的にするのは初めてということで「精一杯努力して役になりきれるよう、頑張ります」と張り切る。北条沙都子役の清司も同様に「みんなに認めてもらえるような演技がしたい」とコメント。大半が子供や学生役の中で、異彩を放つのが唯一の大人である鷹野三四役・北原だ。北原は「色気を出して頑張りたい」と、鷹野三四だからこそ可能な表現に挑戦する意思を示した。そして謎の少女役に抜擢された高倉は、「『謎の少女』に選ばれて複雑な気持ち」と正直な気持ちを語る。それでも「謎に満ちた感じの表現をしたい」と意欲的なコメントを出している。