『ロッキー』に出演していたトニー・バートン(78)が帰らぬ人となった。オリジナル作品から第6作目にかけてアポロ・クリードのトレイナーであるトニー・デューク・エヴァーズとして出演していたトニーが25日(現地時間)に死去したことを姉妹のロレッタ・ケリーが「MLive.com」に認めた。トニーはここ最近入院を繰り返していたが診断はまだ下されていなかったとロレッタは続けている。ただ体調不良のためにアポロの息子を主役にした『ロッキー』シリーズ最新作『クリード チャンプを継ぐ男』にも出演していなかったようだ。ロレッタは「『クリード』の中ではレストランのシーンでトニーの写真が飾られているシーンがあったわね。私とトニーは『ロッキー』についてあまり話さなかったの。もちろん私たちもワクワクしていたけど、他の人たちの方がもっとワクワクしていたからね」と話す。トニーの共演者であったカール・ウェザースはこの悲報に対し、自身のツイッターで「悲しいニュースだよ。ご冥福をお祈りするよ、トニー・バートン。彼の素晴らしい才能は『ロッキー』シリーズを成功に導いたんだ」と綴っている。(C) BANG Media International