クリスチャン・スレイターが実の父親から2,000万ドル(約22億円)を要求する訴訟を起こされた。先月発表の第73回ゴールデン・グローブ賞TV部門で助演男優賞(「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」)を受賞したクリスチャンだが、実父で俳優のマイケル・ホーキンスが「息子にキャリアを台無しにされた」として最低2,000万ドルを要求する訴えを起こしたと「People」が報じている。46歳のクリスチャンは「Interview」誌の2015年6月号で、80歳になる父とは数年会っておらず、統合失調感情障害を患っていると明かし、「彼は素晴らしい俳優だった。カリスマ性があって、ルックスもとても良かった。でも、監督と衝突したり、共同作業が本当に苦手だったんだ」と語った。マイケルは精神病説を否定し、息子の発言によって、舞台や映画、テレビ業界におけるキャリアを台無しにされたと話している。マイケルはクリスチャンのみならず、元妻のメアリー・ジョー・スレイター(クリスチャンの実母)も、名誉毀損やプライバシー侵害、精神的苦痛を与えられたとして訴えている。