テイラー・スウィフトが、契約をめぐってプロデューサーとトラブルになっているシンガー、ケシャを支援するために25万ドル(約2,800万)を寄付した。現在28歳のケシャは2014年10月にプロデューサーのドクタールークとの契約解除を求める訴訟を起こした。ケシャは、18歳のときに契約したドクタールークにドラッグやアルコールを強要されて性的虐待を受け、体重についても侮辱されて摂食障害になったと主張している。だが、19日(現地時間)に行われた裁判で契約解除は認められず、今後も活動を続けるならば、ドクタールークのもとでの仕事となることが決まった。判決を聞いた彼女が涙を流す姿が報じられると、レディー・ガガやアリアナ・グランデ、デミ・ロヴァート、イギー・アザレアなど多くの女性アーティストたちがSNSでケシャへのサポートを表明した。そんな中、テイラーは22日に「支援の表明として、テイラー・スウィフトはケシャに25万ドルを寄付しました。この大変な時期に必要な経済支援です」と声明を発表。ケシャの母親はツイッターで「人の財産は、その人が何を持っているかでは計れません。それで誰を助けるのかで分かるのです。テイラー・スウィフトは真にリッチな人物です。ありがとうございます」と感謝を表明した。