ジョニー・デップがユニバーサル・ピクチャーズの新作で透明人間を演じるようだ。1897年発刊のハーバート・ジョージ・ウェルズ著作「透明人間」を題材としたこのSF作品で、ジョニーは他人の目に映らない薬品を開発するものの、その発明によって正気を失ってしまう科学者のグリフィン役に向けて契約を交わしたと言われている。原作ではついに包帯を巻いた姿でしか他人の目に映らない姿となってしまうグリフィンが、田舎の宿に滞在して夜だけ外出するようになるものの、宿代を支払えなくなったところに泥棒の罪を着せられ退去を命じられる。逃げた先で出会ったピエロのトーマス・マーベルを無理やりアシスタントにするが、仲たがいを後にマーベルから警察に通報され、透明人間の追跡が始まるという展開になっている。脚本家と監督はまだ決定していないものの、アレックス・カーツマンとクリス・モーガンがプロデューサーに就任している。この新作の前にカーツマンは2017年6月9日公開予定のトム・クルーズ主演作『The Mummy』(原題)に取り掛かることになり、ジョニーもマッドハッターを続投する『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の公開が控えているほか、年内はジャック・スパロウ役を再び演じる『Pirates of the Caribbean:Dead Men Tell No Tales』(原題)の撮影が予定されている。(C) BANG Media International