「glee/グリー」のメルセデス役で知られるアンバー・ライリーがロンドンのウエスト・エンドで公演される「ドリームガールズ」で舞台デビューを果たすようだ。アンバーは「アンド・アイム・テリング・ユー・アイム・ノット・ゴーイング」の歌声で舞台監督のケイシー・ニコローとプロデューサーのソニア・フリードマンを感動させたことで、同作の主人公エフィ役を獲得したそうだ。ソニアは「The Daily Mirror」紙に「私は涙してしまったわ。アンバーがあの曲に込めた感情と情熱に圧倒されてしまったの」「それにこの子がイギリスでパフォーマンスを披露してくれるっていう完全なる興奮と純粋な喜び、安心感と幸福感でも泣いてしまったの。彼女の声は神からの送り物よ!」とその感激を語っている。その曲を「glee/グリー」」のシーズン1内でも披露したことのあるアンバーもまた、このヒロイン役を演じることになって感激しているそうで「こんなにアイコン的な役を演じられるということだけでなく、ソニア・フリードマンとケイシー・ニコローと共に仕事を出来ることをとても光栄に思っていますし、楽しみにしています。ウエスト・エンドに出ることは夢のようですし、特別なものになると感じています!」と興奮のコメントを出している。期待の「ドリームガールズ」は11月からサヴォイ・シアターでプレビューが開始され、翌月に正式に公演が皮切られる予定だとなっており、アンバー以外の出演者については現在キャスティングが進められている。1960年のデトロイトを舞台にした同ミュージカルでは、ザ・ドリームズという名のガールズグループの成長が描かれており、スプリームスとそのメンバーであるダイアナ・ロスの音楽プロデューサー、ベリー・ゴーディとの不倫に大まかに基づいた作品となっている。1981年にニューヨークのブロードウェイで初上映された後、ビヨンセとジェニファー・ハドソン主演で2006年には映画化もされている。(C) BANG Media International