キーラ・ナイトレイがフランス人作家シドニー=ガブリエル・コレットの人生を描く伝記映画『Colette』(原題)に出演する可能性が出てきた。コレットはパリ出身の若い女の子が高級売春婦としてキャリアを積み上げていく姿を書いた代表作「恋の手ほどき」で名声を手にし、1948年にはノーベル賞にもノミネートされた人物で、キーラはそのコレット役で出演を打診されているようだ。同作品の中ではコレットの指南役でもあった1人目の夫ヴィリー・ゴーティエ=ヴィラールとの結婚生活について描かれるそうで、ヴィリーはコレットに自分名義で小説を書かせ、次第にその作品はベストセラーとなるもコレットは影武者状態が続き、ヴィリーはどんどん裕福になっていくというストーリー展開だ。撮影は今年5月よりブダペストで開始予定で、『キャロル』のパメラ・コフラーとクリスティン・バション、エリザベス・カールセン、スティーヴン・ウーリー、ボールド・フィルムズがプロデュースに参加するという。ボールド・フィルムズの会長マイケル・リトヴァク氏は「女性作家が疎まれ、バイセクシャルがスキャンダルと取り沙汰された1900年前半に当時の限界に挑んでいたコレットの役はキーラにぴったりなんです。コレットのストーリーを映画作品に出来ることを誇りに思います」とコメントしている。そんなキーラは1867年発刊エミール・ゾラ著作の「テレーズ・ラカン」を基にした舞台でブロードウェイミュージカルのデビューを果たし、その公演が最近終演を迎えたところだ。(C) BANG Media International
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