『マッドマックス 怒りのデス・ロード』がナショナル・ボード・オブ・レビュー・アワード(NBR賞)で作品賞に選ばれた。1909年設立のナショナル・ボード・オブ・レビューは熱心な映画ファン、専門家、研究者、若手監督や学生たちからなる映画批評を行う米国の非営利団体で、今年のアワードでは作品賞として『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を選出したものの、同作品の監督を務めたジョージ・ミラーは監督賞を逃し、『オデッセイ』のリドリー・スコット監督が同賞を勝ち取っている。さらに『オデッセイ』からはマット・デイモンに主演男優賞、ドリュー・ゴダードに最優秀脚色賞が授与された。『Room』(原題)に出演したブリー・ラーソンが主演女優賞を獲得した一方で、『The Hateful Eight』(原題)は監督・脚本を務めたクエンティン・タランティーノが脚本賞、ジェニファー・ジェイソン・リーが助演女優賞に輝いている。12月23日(水・祝)より日本公開となる『クリード チャンプを継ぐ男』出演のシルヴェスター・スタローンが助演男優賞を獲得し、『インサイド・ヘッド』がアニメーション映画賞を受賞した。同賞の授賞式は来年1月5日(現地時間)にウィリー・ガイスト司会の下、ニューヨークのチプリアーニ・42・ストリートで執り行われる。(C) BANG Media International