『ファンタスティック・フォー』の続編製作をフォックスが中止した。今年公開になった『ファンタスティック・フォー』の続編となる作品は2017年に公開予定となっていたのだが、第1弾の興行収入が振るわなかったことを受け、フォックスは製作中止を決定したようだ。とはいえ、この中止が一時的なものなのかどうかはいまのところ明らかになっていない。しかし今年8月に『ファンタスティック・フォー』が公開になった際に行われたインタビューの中では製作陣の1人であるサイモン・キンバーグが次回作への意気込みを語っていたばかりに今回のニュースはファンに衝撃を与えている。「The Independent」紙によると、『ファンタスティック・フォー』の映画版権は現在コスタンティン・フィルムが所有しているが、2022年までに続編製作などが行われなければマーベルへと戻されるということだ。その一方で第1弾の監督を務めたジョシュ・トランクは同作の公開数週間前に、『ファンタスティック・フォー』の前身である2005年のキンバーグ監督作『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』、2007年作『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』はあまり良い作品ではなかったと話しており「ファンたちから酷評を受けているよ。なぜなら前の作品があまり良くなかったからね。この評判を打ち破るのはかなり難しいことだよ」と心境を明らかにしていた。(C) BANG Media International