『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』続編の監督が遂に決定した。すでにプリプロダクションに入っており翌年に撮影が開始される同作に向けて前作でメガホンを取ったサム・テイラー=ジョンソンが続投しないことを受け、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のジェームズ・フォーリーが監督を務めることになったと「THE LAP」が報じている。ジェイミー・ドーナンとダコタ・ジョンソンはそれぞれクリスチャン・グレイとアナ・スティール役を続投することになっており、原作者のE・L・ジェイムズが前作も手掛けた夫ナイアル・レオナルドの脚本を基にマイケル・デ・ルカとデイナ・ブルーネッティと共にプロデュースを務める。フォーリーにはアル・パチーノとアレック・ボールドウィン主演の1992年作『摩天楼を夢みて』、マーク・ウォールバーグとリース・ウィザースプーン主演の1996年作『悪魔の恋人』、ハル・ベリー主演の2007年作『パーフェクト・ストレンジャー』などの代表作がある。テイラー=ジョンソン監督は以前、BANGショービズに対し「続編も担当してほしいといわれたとき、光栄に思ったわ。でも途方もない仕事だったの。だから私にはもう十分だわ」と語っていた。さらに公開時の注目度には驚かされたと話しながらも続編を担当する監督にエールを送っている。「約1年もの間小さな暗い部屋で編集作業を行っていたから、あんなに注目を受けるなんて予想もしていなかったわね」「続編の成功を願っているわ」。シリーズ第2弾となる『Fifty Shades Darker』(原題)は2017年2月10日(現地時間)、第3弾となる『Fifty Shades Freed』(原題)は2018年2月9日(現地時間)にそれぞれ公開が予定されている。(C) BANG Media International