エンヤ(54)が7年ぶりのニューアルバム「ダーク・スカイ・アイランド」でカムバックを果すことになった。これまで40年以上の音楽キャリアを歩んできた中で4つのグラミー賞を獲得し、世界で8,000万枚ものレコードセールスを記録するエンヤが遂に今月20日(現地時間)にスタジオアルバムをリリースする予定で、その収録曲は英国海峡に浮かぶチャンネル諸島の中のサーク島について書かれたローマ・ライアンの詩からインスパイアされたものだと声明の中で説明されている。「音質的に、『ダーク・スカイ・アイランド』は非常に異なる側面を持ち合わせながらも、作品を通して本質的な部分では共通しています。十分で、大きなスクリーンで繰り広げられる様々な曲が音のレイヤーを繰り出す幻想のようです」。アルバム制作にあたって、エンヤはプロデューサーのニッキー・ライアンと作詞家ローマとコラボしており、2人について以前こう語っていた。「通常スタジオって薄暗くて、ちょっと匂いがするの。でも、私たちのスタジオは違うのよ。実はニックとローマの土地なんだけど、そこに石造りのスタジオが経っていて、古い教会みたいなのよ」。さらに、エンヤはこのアルバムの制作期間が3年であり、一部の曲は完璧な仕上がりにするために何か月も費やすなど、ニックとローマとともに徹底的に取り組んだとBBCに明かした。「スタジオに着いたら、意識は全て音楽に向かったわ。10時から午後5時半か6時まで取り組んだわ」「時間は大事な要素よ。1曲に取り掛かったら、2、3か月くらい置いておくの。また改めて聞いたときには新しく感じるから、批評家になれるのよ」「このかたちでうまくいっている? メロディーが持っているものをさらによい状態にしているか? 歌詞はこれでいいのか? を考えて、たまにはメロディーだけにまた集中したりして、全てを初めからやり直したりするのよ」。(C) BANG Media International
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