ジャレッド・レトの新作『スーサイド・スクワッド』でのジョーカー役は辛い経験だったようだ。コミック本の世界での最大の悪役とも言えるジョーカー役を演じるに当たりすべてを注ぎ込んだというジャレッドは、その経験が楽しいものでありながらも辛いものであったと「Empire」誌に明かした。「確実に孤立した期間があったね。かなり深いところまで入り込んだんだ。でもこれはすごく独特なチャンスだったし、ほかのやり方なんて思いつかなかったんだよ。こういうマインドゲームを演じるのは楽しかったよ。でも同時にすごく痛みを伴うものでもあったね」。またジャレッドは、『ダークナイト』で死後にアカデミー賞まで獲得したヒース・レジャーを含めた過去のジョーカー役とは違った演じ方を目指したと明かしており、「僕はいつもジョーカーって人が思うよりもっと年上なんじゃないかってずっと思ってたんだ。だからそれが違うとこかな。ルールを破らなきゃ、新しい世界なんて開けないだろ。でも残りの人生はクールダウンすることにするよ」と話した。そんなジャレッドのジョーカーぶりを監督のデヴィッド・エアーは絶賛しており、「ジョーカーっていうのはコミック本において避けたいところなんだ。このキャラクターにはすごくパワーがあるからね。でも信じられないような奇跡なんだけど、ジャレッドがしてきた考えられないようなことと、撮影技術とかほかの数えきれないほどのことを取り合わせたら、超越的なものを作り出すことが出来たんだ。すごく怖いよ」とコメントしている。(C) BANG Media International
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