作家ステファニー・メイヤーが大ヒット映画『トワイライト・サーガ』シリーズの基となった小説「トワイライト」のリライトを行ったそうだ。小説発刊10周年を記念して大ヒット3部作『トワイライト・サーガ』のメインキャラクターであるエドワード・カレン、ベラ・スワンの性別を入れかえたバージョンの小説を書き上げたという。「ライフ・アンド・デス:トワイライト・リイマジンド」という名の新たな小説を書き上げたメイヤーは出演した「グッドモーニング・アメリカ」で「10周年を記念してなにか面白いことをやりたいなと思っていて、出版社側は序章みたいなものが欲しかったみたいなんだけど、私は『そうね、なにかもっと面白いことないかしら』って感じだったのよ」と語るも当初2つのチャプターのみを改稿する予定だったようだ。オリジナルストーリーの中でベラが愛するエドワードと一緒にいるために最終的にパンパイアになることを決意するというシーンに対して「あまりにも典型的な囚われの姫君」だというファンから苦言をもらったことで、この作品を書き直そうとメイヤーは決めたそうで、「ずっと気にしていたのよね。だってスーパーヒーローが近くにいる人はいつだって困難に直面するじゃない。特別なパワーを持っていないからね。だから私は『じゃあ男女の性別を入れ替えてみて、男の子だったらどうするかっていうストーリーはどうかしら』って思ったの。でもね、同じようなものなのよ」と続ける。しかしメイヤーはこのリライトされた小説がクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンが主役を務めたオリジナル作品のように映画化されることはないだろうと予測しているようで「映画化されるとは思わないわね」と話す。さらに同作品はオリジナル作品に非常に似ているものの要となる点が違うと説明するメイヤーは「オリジナル作品と同じようなものなのだけど、私の望みとしては新たな若い層に読んでもらえたらなあと思っているの。だって私の多くの読者さん達は発刊当初から10歳年を取っている訳で、いままた新たな若い層の人たちがいるからね」と続けていた。(C) BANG Media International